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財団の概要
国際宗教研究所は定款に定めるところに基づき、国内外の宗教の研究・その振興、宗教情報の収集・分析、また、それらの成果を広く紹介することで、宗教相互の理解を深め、ひいては人類文化の向上を目的としています。
当研究所がおこなっている公益事業を以下にご説明いたします。
ア.宗教情報リサーチセンターの運営
新聞や雑誌の宗教関連記事、教団情報・教団刊行物等、現代宗教に関する幅広い情報の収集、及び研究・分析を行っています。
簡単な調べ物などのほか、入会前の試験的利用にも活用できる一日利用制度を設けているほか、ホームページ上で宗教記事年表や宗教教団データベースなどの情報公開(無料)も行い、広く社会一般に公開しています。
さらに頻繁に利用する方に向け、収集資料・データ(記事、刊行物、ビデオ、その他)を利用できる会員制度(入会金3,000円、年会費2,000円(学生の場合1,000円))を用意しており、遠隔地の会員向けに、電話による資料の有無の問い合わせや、コピー可能な資料については複写して送付するサービスも行っています。(実費は会員負担)
イ.公開講座の開催
年に1回、公開シンポジウムを参加費無料で開催しています。
公開シンポジウムは、現代社会の諸問題をテーマとして、諸宗教(仏教、神道、キリスト教、新宗教)関係者、宗教学者、ジャーナリスト等を登壇者に迎え、宗教と社会のより良いあり方を議論する場を提供しています。
また、東洋英和女学院大学・死生学研究所と「生と死」研究会を共催しています。
ウ.刊行物の発行・紹介
「国際宗教研究所ニュースレター」・「ラーク便り」、および紀要である『現代宗教』を刊行しています。
「ニュースレター」では最新の国内外の宗教動向、注目の宗教者・著者へのインタビュー、宗教関連書籍の新刊紹介などを紹介、「ラーク便り」は宗教情報リサーチセンターでの情報収集・分析の成果を紹介しています。
『現代宗教』では、現代社会と宗教を取り巻くタイムリーなテーマを多方面から考察できるような諸論文を掲載し、2014年からはオンラインジャーナルとして一般に無料公開を始めました。
また、シンポジウムやプロジェクトをもとにした書籍を、不定期ではあるが、刊行しています。
エ.国際宗教研究所賞の授与
今日的な問題意識に立つ宗教研究において優れた業績をあげた40歳未満の若手研究者を表彰しています。