お問い合わせ

TOP  > 過去のシンポジウム  > 2022年度(公財)国際宗教研究所シンポジウム「苦難に立ち向かい、弱者に寄り添う宗教者―触れ合いの現場から見えてくるもの―」

シンポジウム

2022年度(公財)国際宗教研究所シンポジウム「苦難に立ち向かい、弱者に寄り添う宗教者―触れ合いの現場から見えてくるもの―」

このシンポジウムは終了しました。
多数の皆様にご来場いただきありがとうございました。

日 時 2023年2月18日(土)13:00〜17:30
※冒頭に(公財)国際宗教研究所賞授与式を行います。
場 所 Zoomによるオンライン開催
※お申し込みの方に、開催前日の2月17日に参加のためのURL情報をメールにてお知らせいたします。
参加費 無料(定員300名)
※申し込み締め切り:2月16日(木)18:00

【シンポジウム趣旨】

私たちはいま、世界で、様々な困難を抱えて苦境に陥る人々の少なくないことを知っている。感染・紛争・災害・物価上昇・生活困窮等々、社会の大変動を想起させる穏やかならざる事態が相次いで、それが人々を危機的状況へと追い込んでいる。そして私たちもまた、いつ何時苦難の底に沈まないとも限らない。

厳しい現実を前にして、私たちの心は揺さぶられる。宗教者はなおさらであろう。そして私たちは、心ある宗教者が立ち上がって人々に寄り添っていることを知っている。本シンポジウムは、そんな彼らが活動する現場に焦点を合わせるものである。

そもそも何が宗教者を寄り添いの現場へと駆り立てたのだろう。また現場での活動によって彼らが得たものは何であるのか。逆に、活動することで失ったものがあるだろうか。活動するなかで彼らの前に立ちはだかった壁は、いかなるものだっただろう。そして彼らにとって、宗教はいま何をすべきであると考えられているだろうか。

現代社会ではおそらく、宗教に安定した未来は保証されていない。宗教は社会から、その存在意義を問われているように思われる。いま、苦難の現場で弱き私たちに寄り添う宗教者たちの、その活動から見えてくるものをシェアしていくことが、未来を拓くための鍵となると考えられるのである。


【発題者】(発題予定順。報告は1人25分)

・東海林良昌(浄土宗総合研究所研究員/浄土宗雲上寺住職)「寺院での社会貢献に関する活動について--お寺での介護者カフェの取り組み--」
・工藤真弓(上山八幡宮禰宜)「東北の祈りのかたち--伝承キリコがゆれて教えてくれること--」
・八幡真衣(浄土真宗本光寺衆徒/一般社団法人えんまん代表理事)「つながり」
・安井剛(天理教本芝大教会所属・天理教本睦分教会長/認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ非常勤職員 生活困窮者自立支援就労準備支援事業等相談支援員)「多様な苦難にある方々へ、手を差し伸べる日々」

【コメンテーター】

・丹羽宣子(中央学院大学非常勤講師)

【司会】

・三木英(大阪国際大学教授/国際宗教研究所常務理事)

参加申し込みはこちらをクリックしてください。(Google Formsへ移動します)申し込みは締め切りました

2022年度シンポジウムポスターはこちら

ページトップへ戻る