TOP > 過去のシンポジウム > (公財)国際宗教研究所公開シンポジウム「支え合う、はぐくむ、宗教の力―格差と孤立を越えて―」
シンポジウム
(公財)国際宗教研究所公開シンポジウム「支え合う、はぐくむ、宗教の力―格差と孤立を越えて―」
このシンポジウムは終了しました。
多数の皆様にご来場いただきありがとうございました。
日 時 | 2019年2月17日(日)13:00~17:30 ※受付開始 12:30~ ※申込締め切り 2月11日(月) |
---|---|
場 所 | 上智大学2号館17階2-1702会議室(東京都千代田区紀尾井町7-1) |
参加費 | 無料 |
登壇者①池田奈津江(弥生神社権禰宜)
②久保一元(天理教麹町大教会会長)
③ビスカルド篤子(カトリック大阪大司教区社会活動センターシナピス事務局員)
④吉水岳彦(ひとさじの会事務局長)
コメンテータ 芳賀学(上智大学総合人間科学部教授)
司 会 弓山達也(国際宗教研究所常務理事/東京工業大学教授)
≪シンポジウム趣旨≫
近年、「格差社会」「無縁社会」という言葉に代表されるように、子ども、女性、高齢者、外国人移住者など、日本の社会において弱い立場にあったり、少数者であったりする人々が、分断され、孤立する状況が起きています。ここ数年改善されたとはいえ、いまだ7人に1人の子どもが貧困状態にあるという報道に接し、私たちは驚きを禁じえません。社会の隅々まで明るく、豊かさが謳歌される、その陰で、貧しさと孤独に呻吟する人々がいることに、私たちはややもすると気付かずにいます。
宗教(religion)は諸説ありますが、その後の由来からも「つなぎとめる」「むすびつける」という意味を有し、今、その本来の力が問われています。本財団はこれまで公開シンポジウムとして「無縁社会と宗教者ー新しいネットワークの創出」(2011年2月)、「現代宗教とつながりの力」(2014年2月)を開催し、また機関誌『現代宗教』では「宗教と排除・差別」(2018年)という特集を組み、この問題について考えてきました。
今年度のシンポジウムでは、あらためて地域を拠点に町づくりに思いを凝らし、子育て、路上生活者、外国人等の支援活動に従事する宗教者にスポットを当て、その活動や思いに触れていきます。
格差と孤立を乗り越えて、支え合い、つなぐ力をはぐくむ宗教の可能性に目を開き、参加者とともに議論を深めていきたいと考えています。
※お申し込みはこちらから☞
(事前申し込みは終了しました。席に余裕はございますので、参加ご希望の方は当日、受付にお申し出ください。)