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シンポジウム
公開シンポジウム「人口減少時代に宗教はどう立ち向かうか」
(公財)国際宗教研究所では、下記の要領でシンポジウムを開催いたします。皆さまの参加をお待ちしております。
参加申し込みの方は、当日、会場にて受付いたします。
日 時 | 2017年2月18日(土)13:00~17:00 *受付開始時間 12:30~ |
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場 所 | 大正大学巣鴨校舎1号館2階大会議室 東京都豊島区西巣鴨3‐20‐1 都営地下鉄三田線西巣鴨駅徒歩2分/JR埼京線板橋駅徒歩10分 |
参加費 | 無料 |
≪シンポジウム趣旨≫
人口減少や高齢化などによって地域の力が衰え、一部の大都市への人口の集中という事態が生じている。こうした事態は地域経済の衰退といった問題ばかりでなく、宗教の領域においても深刻な影響を与えている。近年、檀家たちの都市部への移住や高齢化などによって、過疎地域にある寺院が存立の危機に立たされているという著作が話題になったように、それぞれの地域のコミュニティの中心を担ってきた寺社が、今日、地域社会の衰退の中で姿を消そうとしているというのである。こうした状況は新宗教も例外ではないようである。かつて、都市化の進展の中で急速に教勢を拡大してきたとされる新宗教教団も、高齢化、過疎化の波にもまれて苦しんでいることが、近年の調査からも明らかになっている。
しかし、様々な社寺や教団は、過疎化、高齢化という状況を、ただ手をこまねいて傍観しているわけではない。むしろこうした状況の中で、寺社を中心に地域を新たに再生する試みや、地域から新たなビジョンを示そうとする動きも生まれている。また、グローバル化、SNSなどの情報技術の飛躍的な発展によって、日本人以外の人々が寺社の活動に参加するという新しい動きも登場してきている。そこで、本シンポジウムでは、地域社会を直撃している過疎化、高齢化といった人口減少社会の出現というおおきなうねりの中で、宗教はどのような影響をうけているのか、また、そのなかで、新たにどのような役割を模索しようとしているのかを論じてみようというものである。
【パネリスト(敬称略・順不同)】
佐藤一伯(御嶽山御嶽神明社宮司)
袴田俊英(曹洞宗月宗寺住職)
ビクトリア吉村(浄土真宗本願寺派玄武山正念寺坊守)
山田弘子(GLA理事)
【コメンテータ】
櫻井義秀(北海道大学教授)
☞参加申込の方はこちらからお申し込みください。Web申し込みは締切りました。当日受付におこしください。