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国際宗教研究所刊行物

これまで当研究所が発行した書籍の紹介です。
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『現代宗教2013』(秋山書店、2013年、定価¥2,200)

『現代宗教2012』(秋山書店、2012年、定価¥2,200)

2011年の宗教動向(2010年10月~2011年9月)

『現代宗教2011』(秋山書店、2011年、定価¥2,200)

2010年の宗教動向(2009年10月~2010年9月)

『現代宗教2010』(秋山書店、2010年、定価¥2,200)

2009年の宗教動向

『現代宗教2009』(秋山書店、2009年、定価¥2,200)

2008年の宗教動向

『現代宗教2008』(秋山書店、2008年、定価¥2,200)

2007年の宗教動向

『現代宗教2007』(秋山書店、2007年、定価¥2,200)

2006年の宗教動向

『現代宗教2006』(東京堂出版、2006年、定価¥2,200)

2005年の宗教動向

『現代における宗教者の育成』(財団法人国際宗教研究所編・弓山達也責任編集、2006年、定価¥2,400)

『現代宗教2005』(東京堂出版、2005年、定価¥2,200)

【宗教動向】
 国内の宗教動向 辻村志のぶ
 海外の宗教動向 井上まどか

『新しい追悼施設は必要か』国際宗教研究所編/井上順孝・島薗進監修(ぺりかん社、2004年、¥2,600)

序章 新しい追悼施設問題が提起したこと-シンポジウムはなぜ企画されたか...井上順

第1部 シンポジウム「新しい追悼施設は必要か-若き宗教者の発言」
 1挨拶...脇本平也
 2報告 靖国神社と公共性の保証...菅浩二
  「新しい戦死者のための国立追悼施設」に反対...岡田弘隆
  千鳥ヶ淵戦没者墓苑の再整備...澤田晃成
  新しい追悼施設への賛成の立場から...弓谷照彦
  新しい「新しい中世」へ...寺尾寿芳
 3コメント
  戦死者の慰霊・追悼をめぐる諸問題...中村生雄
  痛みの共有へ向けた文化の説明...李仁子
 4報告者からのリプライ
 5全体討議

第2部 追悼 施設問題の歴史と現状
 靖国神社と千鳥ヶ淵戦没者墓苑の歴史-戦没者の位置づけをめぐって...大谷栄一
 新国立追悼施設構想とその影響...蓮池隆広

第3部 戦争と追悼-問題の広がり
 国家が祀らなかった戦死者-白虎隊士の事例から...今井昭彦
 国の弔意?-廣嶋と長崎の国立原爆死没者追悼平和祈念館をめぐって...西村明
 追悼の宗教文化論-沖縄における平和祈念と民間巫者...佐藤壮広
 記憶の場の成立と変容-欧米における戦没記念施設を中心に...粟津賢太

終章 新たな討議への展望-グローバル化の時代の戦没者追悼問題...島薗進

参考資料
 1追悼施設関連年表
 2追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会報告書
 3靖国神社参拝にあたっての小泉首相談話・所感
 4『寺門興隆』政党・仏教諸宗派へのアンケート
 5声明・見解(新しい国立追悼施設をつくる会・国立追悼施設に反対する宗教者ネットワーク・財団法人全日本仏教会・日本キリスト教協議会・国立追悼施設に反対する国民集会・新日本宗教団体連合会)

『現代宗教2004』(東京堂出版、2004年、定価¥2,200)

(PDFサンプルページ有)

【宗教動向】
国内動向 辻村志のぶ
海外動向 井上まどか

『現代宗教2003』(東京堂出版、2003年、定価¥2,200)

【宗教動向】
 前川理子「宗教忌避とナショナル・アイデンティティをめぐる今日的状況」(国内)
 井上まどか「理解と共生へ向けて―「九・一一」後の世界と宗教」(海外)

『現代宗教2002』(東京堂出版、2002年、定価¥2,200)

対談    町田宗鳳・鎌田東二「日本人の霊性と現代」

エッセイ  山折哲雄「オウム事件以後の日本宗教」

論文
芦田徹郎「宗教と暴力―「聖化への渇望」と「浄化への強迫」をめぐって」
塩尻和子「現代イスラームと女性」
池内恵「「イスラーム的共存」の可能性と限界」
立田由紀恵「アメリカン・ナショナリズムと宗教」
西村明「慰霊と暴力―近現代日本の戦争死者への態度理解のための試論」
対談 金纓・黒木雅子「越境を生きる」

論文
樫尾直樹「現代フランスのスピリチュアリテ―2つの排除性について」
佐藤壮広「地域文化にみる霊性―現代沖縄の霊性」
薄井篤子「「スピリチュアリティ」と「ケア」が求められる時代」
インタヴュー  龍村仁「『地球交響曲』と霊性」
エッセイ  田丸徳善「私の宗教観」

論文
櫻井治男「神社神道と社会福祉」
井上順孝「警戒される「宗教」と維持される「宗教性」」

書評論文
遠藤潤「丸山眞男と宗教史―宗教からみた『丸山眞男講義録』」
小池靖「現代宗教社会学の論争についてのノート」

宗教動向
前川理子「現代宗教の政治と文化―内なる国際化と共生の可能性」
井上まどか「「宗教復興」再考―宗教の資源化とグローバリゼーション」

『現代宗教2001』(東京堂出版、2001年、定価¥2,200)

現代宗教の動向を的確にとらえ、激しく変化する社会の諸問題に、内外の宗教がどのように立ち向かっているのか、宗教的なものは今後の世界でどのように変容していく(べきな)のかを論じ合う場として、この度『現代宗教』が刊行されました。

刊行にあたって   現代宗教編集委員会
対談 星野英紀・大村英昭「ポストモダン社会と仏教」
エッセイ 上田賢治「神道神学の可能性」

特集――21世紀の宗教
島薗進「地域に根ざした宗教は可能か?」
伊藤雅之「宗教・宗教性・霊性――文化資源と当事者性に着目して」
廣池真一「チベットの活仏と中国の宗教政策」
臼杵陽「ユダヤ教と原理主義の未来――蘇るメイール・カハネの「亡霊」」
手戸聖伸「新世紀の宗教――100年前の地勢図と未来予想図から」

対談 野村文子・川橋範子「現代宗教と女性」
エッセイ 脇本平也「死を受け入れる生き方」
インタビュー弓山喜代馬「日本のペンテコステ運動」
特別寄稿 佐々木宏幹「仏教教団と葬祭儀礼」

論文
堀江宗正「宗教における暴力と平和――類型論的考察」
稲場圭信「イギリスの新宗教と社会」
石井研士「統計に現れた日本人の宗教性の現実」

書評論文 大谷栄一「宗教運動論への研究視座――『アメリカの創価学会』を読む」
2000年の宗教動向
〈国内〉前川理子「21世紀をむかえる日本社会と宗教」
〈海外〉井上まどか「宗教復興と人権をめぐる世界の潮流」

『かわりゆく家庭』国際宗教研究所編/野村文子責任編集(2000年、¥500)

日本人の宗教生活のなかで、家庭はたいへん大きな位置を占めてきました。神棚・仏壇は家族のまとまりの象徴ですし、初詣や盆行事や法事は何よりも家族で取り組むものでしょう。また、説法(説教・教話)や話し合いの機会に、夫婦や親子など、家庭での人間関係への対処はもっとも頻繁に取り上げられる話題の一つではないでしょうか。
 ところが、このところ日本の家庭のあり方は激しく変わってきました。仕事を持つ母親、在宅介護、単身赴任の増加、少子化、母子家庭、父子家庭、子育て以後の夫婦や単身者の増大など、家庭のあり方の多様化が急速に進んできています。子供のいる家庭は減り、子供のいない夫婦が増える傾向も目立ちます。とりわけ、独身者、未婚者、単身生活者が増え、多くの人々にとって、かつてのような家庭が必ずしも生活の基本的な単位ではなくなってきていることを認めないわけにはいかないでしょう。
 家庭というもののイメージも、人が家庭に見出す意味も、宗教が家庭に提供できるものも、あらためて考え直さなければならないときが来ているようです。
 このような時代に、宗教界や宗教者は幸せな家庭を築くことの意義をどのように考え、良き家庭を築くべく、どのような働きかけをしようとしているのでしょうか。多様化する女性の生き方が、家庭をめぐる宗教の教えにどのような影響を及ぼしているのでしょうか。また、個々人の自己実現と家庭生活との関係は、今どのように理解されているのでしょうか。
 さまざまな教団や宗教伝統に属する方々の、日頃のお考えや活動の例をうかがいながら、ともに考えていきたいと思います。

目次
第1部 パネリストからの発言とコメント
川添 崇氏(淑徳学園高校・浄土宗僧侶)
鈴木規予子氏(立正佼成会会員)
関 僚子氏(解脱会会員)
福原啓子氏(日本基督教団信徒)
松本光明氏(金光教教師)
丸茂龍正氏(日蓮宗僧侶)
薄井篤子氏(神田外語大学講師・コメント)
島薗 進氏(東京大学教授・コメント)

第2部 質疑応答
レジュメ・パネリスト発表要旨

付録(寄稿論文)
脇本平也「宗教から見た家族観―自己と共同体との関わり」
島薗進「家族と宗教―近代からの離陸」
薄井篤子「家族を考える時代に生きる」
野村文子「大江健三郎著『恢復する家族』に学ぶ―信仰を持たない者の祈りとは」
野村文子「中学生・高校生をお持ちのお母様へ―現代の中高生が抱える問題点」

『インターネット時代の宗教』国際宗教研究所編/井上順孝責任編集(新書館、2000年、¥1,800)

1980年代に、日本は本格的なパソコン時代にはいり、パソコン通信が若い世代を中心に少しずつ広まりをみせ始めました。90年代になると、インターネットの普及により、電子メールだけでなくホームページを使った情報収集や情報の公開、不特定多数を相手にした情報交換、あるいは自己PRといった方法が、簡単に得られるようになりました。90年代の後半には、普及の度合いはいっそう増し、企業はむろんのこと、学校、官公庁などにおいても、インターネットの利用は当然という状況になってきました。
インターネットの必要性についての考え方は、世代によってかなりの違いが見うけられますが、もはやそれなしの社会も考えられないようになりました。それに伴い、プラス面だけでなく、深刻なマイナス面も指摘されるようになりました。今までになかった、こうした情報ツールの出現は、当然のことながら、宗教教団の布教、教化、情報公開、情報収集、情報分析などにも、大きな影響を与えつつあります。
インターネットの出現は、人々が宗教についての情報を得ようとするときのアプローチの仕方にも、影響を及ぼしつつあります。現代日本における宗教のあり方を考えるとき、インターネット時代は、何をもたらしつつあるのでしょうか。また、どんな問題点を予測しなければならないのでしょうか。具体的事例を踏まえて、いろいろな視点から検討し、今われわれの周りで生じつつある変化の意味について考えてみようというのが、この書の趣旨です。

目次
序章 インターネットが宗教に及ぼす影響
井上順孝

第1章 シンポジウム「インターネット時代の宗教」
パネリスト
小林泰善氏 (浄土真宗本願寺派長念寺住職)
設楽実氏 (真如苑企画部社会交流課)
松岡里枝氏 (愛宕神社権禰宜)
松隈康史氏 (カトリック中央協議会広報部)
コメンテーター
紀藤正樹氏 (弁護士)
井上順孝氏 (国学院大学日本文化研究所教授)
司会
石井研士氏 (国学院大学文学部助教授)

第2章 インターネットの落とし穴
永崎研宣

第3章 インターネット上の宗教情報の現状―ホームページを中心に―
黒崎浩行

付録 宗教団体公式ホームページ・アドレス一覧ほか

『教育のなかの宗教』国際宗教研究所編/井上順孝責任編集(新書館、1998年、¥2,800)

目次
序章
教育は「宗教」をどう扱うのか 井上順孝
第一部 現代日本の宗教教育
宗教教育のもろ刃の効果―武蔵野女子学院の宗教教育の試み― 艸香秀昭
若者の感性を引き出す―清泉女学院の宗教教育の現場から― 土屋至
建学の精神を守って―浪速学園の宗教教育の理念― 見村文彬
「宣教富士山論」―捜真学院の宗教教育を振り返って― 柳原鐵太郎
私学の理念と宗教教育 山口和孝
宗教教育に求められるもの 菅原伸郎

パネルディスカッション―宗教教育の現状をめぐる討議
パネリスト 艸香秀昭、土屋至、見村文彬、柳原鐡太郎、山口和孝、菅原伸郎
司会 大村英昭

対談 公立学校における宗教の扱い
葦名次夫(都立高校教諭)×井上順孝

コラム―教室における「宗教」―
「エホバの証人」の生徒たちをみながら 河村敬一
比較文化論的な宗教教育の試み 仁科静夫
自由に読ませる聖書 内田・原・美和子

第二部 宗教教育の国際比較
政策としての宗教教育―英国の現状から ジェイムズ・ベックフォード(永井美紀子訳)
マレーシアのイスラム教育と「一六の徳」 タージュル・アリッフィン・ノルディン、ルアイニ・ダン(井上まどか訳)
韓国のキリスト教系学校と宗教教育 康熈天(前川理子訳)
仏教系・圓仏教系学校の宗教教育が抱える問題 金貴聲(前川理子訳)
情報化時代における宗教教育―現代日本の状況 井上順孝

宗教教育の国際比較をめぐる討議
パネリスト ベックフォード、アリフィン・ノルディン、康熈天、金貴聲、井上順孝
司会 寺崎昌男

コラム―世界の宗教教育―
「バイブル」と「聖書」 阿部美哉
価値教育をで悩む教会 市川誠
プロジェクト二〇〇〇 樫尾直樹
教室の中のコーラン 八木久美子

あとがき 井上順孝

『阪神大震災と宗教』国際宗教研究所編/中牧弘允・対馬路人責任編集(東方出版、1996年、¥1,500)

目次

第一部 震災のあと宗教者はどう動いたか
はじめに
浄土宗の被災寺院から 明石和成
長田神社の被災とその後 伊藤陽夫
プロテスタント教会の救援活動 小泉潤
真如苑のボランティア活動報告 薦田裕由
被災後九ヶ月の神戸より 野田武志
金光教の教義と体制をかえりみる 三浦義雄
ボランティアを通して考えた宗教の役割 水谷庄宏
天理教が震災から得た教訓 安野嘉彦
宗教は役に立たなかったのではないか 神田裕
近代文明に対峙する新しい宗教を 米村竜治

第二部 危機下における宗教者の限界と可能性
開かれた言葉で地震を語ることはできるだろうか 川村邦光
宗教者の役割を考える 山折哲雄

質疑応答

第三部 <資料>各教団の救援活動報告
真如苑・創価学会・金光教・立正佼成会・天理教

あとがきにかえて

『宗教法人法はどこが問題か』国際宗教研究所編/井上順孝責任編集(弘文堂、1996年、¥1,800)

目次
まえがき 井上順孝

第一部 宗教法人法制定の歴史的経緯と基本的問題点
宗教法人法の歴史的意義 阿部美哉
宗教法人法の理念と矛盾点 大石真

第二部 宗教法人法の改正をめぐる問題点
◆発題
改正の動機への疑問 天谷忠央
国家による宗教管理につながる危険 桐ケ谷章
宗教団体も民主化を 棚村政行
監督強化への憂慮 藤原位憲
神社の特殊性 茂木貞純
人生を狂わせる宗教を防ぐには 山口宏
◆コメント
現実的解決策を求めるべき 井上順孝
日米の行政の違いを見すえた論議を 石村耕治
◆討議

第三部 今後への問題点
宗教界は自浄能力を示すとき 森岡清美
宗教界につきつけられた今後の課題 島薗進
◆総括討議

資料1 参議院特別委員会の概要
資料2 宗教法人法対照表
資料3 産経新聞コラム(1995年10月16日付夕刊)

あとがき 井上順孝

『女性と教団―日本宗教のオモテとウラ』国際宗教研究所編/野村文子・薄井篤子責任編集(ハーベスト社、1996年、¥1,800)

目次
序章 女性と宗教と教団 薄井篤子

第一部 教団からの発言
久保克児(霊友会)
中野優子(曹洞宗)
福島祐子(松緑神道大和山)
森稚子(今尾神社)

第二部 研究者からのコメント
足羽與志子(一橋大学)
八木久美子(東京外国語大学)

第三部 討論

第四部 終章

討論を終えて 八木久美子
後書き 足羽與志子

女性と宗教 参考文献一覧
資料:曹洞宗における女性の地位(中野優子)

◆コラム
新宗教と家族 石渡佳美
つどいこそ活動の原点―女性の活動の場として 薄井篤子
僧侶の妻―「寺族」 川橋範子
女人救済変成男子説 栗原淑江
新宗教の女性指導者 中村恭子
小説「蔵(宮尾登美子作)」に学ぶ 野村文子
女性の発想 井上順孝
女、三〇歳。お肌の曲がりかどとニューエイジャー的生き方 弓山達也
生活思想と女性 島薗進
女と「穢れ」 井桁碧
神社神道と女性―ケガレを手がかりに 森稚子
立正佼成会における女性幹部の比率 梅津礼司
水子供養 川橋範子
今は昔のものがたり 高木きよ子
宗教と性的欲望 大越愛子
ファンダメンタリズムと女性 薄井篤子

『宗教教団の現在―若者からの問い』国際宗教研究所編/井上順孝責任編集(新曜社、1995年、¥1,800)

目次
序章 現代日本の教団イメージ 井上順孝

第一部 教団からの発言
赤堀正明(日蓮宗)
石渡一夫(創価学会)
川崎洋一(神社神道)
澤井義次(天理教)
ジェイムズ・ハイジック(カトリック)
松本光明(金光教)
松山裕正(浄土宗)
丸雅世(真如苑)
南川浩樹(浄土真宗)
山崎正幸(日本基督教団)

第二部 若者からの問い
他宗教との交流の実態
こころの救済―宗教とカウンセリングの違い
信仰による救い
宗教教団と教義
教団の経済的運営と世襲制
宗教と宗教学

第三部 若者との触れ合いから
霊友会の「いんなあとりっぷ運動」と心の問題 竹内與惣吉(霊友会)
太宰府天満宮と若者 味酒安則(太宰府天満宮)
二一世紀に向かう教団の課題 高安龍泉(いじゅん)
もっと大胆な論議を 新井光興(救世真教)
神仏との共同作業を目指したい 本田満明(救世真教)

終章 若者と宗教―討議を終えて 弓山達也

『現代天皇と神道』田丸徳善編(徳間書店、1990年、¥1,800、書店では品切れ)

目次
まえがき ―「現代天皇と神道」―星野英紀

第一部 天皇から象徴天皇への道―大嘗祭と平成のテーマ
はじめに 田丸徳善
脱・天子と脱・神道の歴史 山折哲雄
翻って平成時代の宗教の課題を問う 阿部美哉
宗教における戦後改革 村上重良

第二部 政教分離と現代神道―内政と地球化への対応
内から見た政教分離行政の現場 福田繁
神道と天皇と地球化 飯坂良明
「象徴天皇の道」と「日本の道」 上田賢治
信教の自由と皇室祭祀 洗建

第三部 市民にとっての天皇・神道―われら、いまこう望む
原理回帰の問題と展開の問題 井門冨二夫
市民と神道、市民と天皇

第四部 国家神道とシビル・レリジョン―政教分離のアポリア
政教分離のアポリア 上山春平

[資料編]天皇と神道をめぐって―法的基本側面の確認
資料1 神道指令
資料2 天皇の人間宣言
資料3 「神道指令の解説」
資料4 宮内府文書課長依命通牒
資料5 登極令

『若者は何を求めているか―「宗教ブーム」の虚と実』国際宗教研究所編(1994年、¥500)

内容
発題者
味酒安則氏(太宰府天満宮文化研究所主幹)「まつりと若者気質」
小島泰道氏(曹洞宗長国寺住職)「僧職者と若者達の間」
竹内與惣吉氏(霊友会統轄会議員)「自分さがし、自分づくり」
西山茂氏(東洋大学教授)「『実感信仰』の時代」
コメンテーター
井上順孝氏(国学院大学教授)
司会
島薗進(東京大学教授)

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