過去のニュースレターの書評一覧
著者・書名・出版データ・(書評者)
No.1(1994.1.20)
関一敏『聖母の出現―近代フォーク・カトリシズム考』、日本エディタースクール出版部、1993年(矢野秀武)
佐々木宏幹『仏と霊の人類学―仏教文化の深層構造』、春秋社、1993年(矢野秀武)
大塚和夫・山内昌之編『イスラームを学ぶ人のために』、世界思想社、1993年(矢野秀武)
五来重『先祖供養と墓』、角川選書、1992年 (矢野秀武)
神田より子『神子の家の女たち』、東京堂出版、1992年(矢野秀武)
エルンスト・カッシーラ著『英国のプラトン・ルネサンス』、工作舎 (飯田篤司)
リチャード・ローティ『哲学と自然の鏡』、産業図書
久米博著『キリスト教−その思想と歴史』新曜社(飯田篤司)
小田垣雅也『ロマンティシズムと現代神学』、創文社 (飯田篤司)
ウンベルト・エーコ『フーコーの振り子』、文藝春秋 (飯田篤司)
No.2(1994.4.20)
張承志『回教から見た中国−−民族・宗教・国家』中公新書、1993年(矢野秀武)
小谷汪之『ラーム神話と牝牛―ヒンドゥー復古主義とイスラム』平凡社、1993年 (矢野秀武)
養老孟司『カミとヒトの解剖学』法蔵館、1992年(矢野秀武)
桜井徳太郎『民俗探訪4 現代民俗学の冒険』法蔵館、1993年(矢野秀武)
マーシャル・サーリンズ(山本真鳥訳)『歴史の島々』法政大学出版局、1993年(矢野秀武)
金子晴勇『聖なるものの現象学−宗教現象学入門』世界思想社 (飯田篤司)
ピーター・ミルワールド『素朴と無垢の精神史 −ヨーロッパの心を求めて』講談社(現代新書)(飯田篤司)
小田亮『構造人類学のフィールド』世界思想社 (飯田篤司)
宮田光雄『キリスト教と笑い』岩波書店(岩波新書)(飯田篤司)
岩明均『寄生獣』講談社(飯田篤司)
No.3(1994.7.25)
井門富二夫編『アメリカの宗教−多民族社会の世界観』 弘文堂 1992年(矢野秀武)
山内昌之『民族と国家−イスラム史の視点から』 岩波新書 1993年(矢野秀武)
鎌田東二/島薗進/島田裕巳/吉福伸逸/松澤正博 岡野守也『宗教・霊性・意識の未来』,春秋社,1993年(矢野秀武)
南山大学複合社会比較研究会 編集 森部一 芳賀正明 水谷俊夫 編集代表 『文化人類学・現代の風景』 中央法規出版 1993年(矢野秀武)
芳賀学・弓山達也『祈る ふれあう 感じる−自分探しのオデッセ』 IPC 1994年(矢野秀武)
ウィリアム・ペイドン著 『比較宗教学』(東京大学出版会)1993年 (飯田篤司)
D.P.ウォーカー『古代神学』(平凡社)1994年 (飯田篤司)
村上陽一郎『文明のなかの科学』(青土社)1994年(飯田篤司)
森安達也『神々の力と非力』(平凡社)1994年 (飯田篤司)
若桑みどり『絵画を読む−イコノロジー入門』(日本放送出版協会)1993年 (飯田篤司)
No.4(1994.10.25)
リンドバーグ・ナンバース編『歴史における科学とキリスト教』みすず書房、1994 (飯田篤司)
赤坂憲雄『柳田国男の読み方―もう一つの民俗学は可能か』ちくま新書、1994年 (飯田篤司)
芹川博通『経済の倫理ー宗教にみる比較文化論』大修館書店、1994年 (飯田篤司)
井上順孝、大塚和夫編『ファンダメンタリズムとは何か―世俗主義への挑戦』新曜社、1994年 (宮嶋俊一)
阿蘇谷正彦『神道とは何か』ぺりかん社、1994年 (宮嶋俊一)
井上順孝編『現代日本の宗教社会学』世界思想社、1994年。
佐々木宏幹・村武精一編『宗教人類学―宗教文化を解読する』新曜社、1994年(矢野秀武)
波平恵美子『医療人類学入門』朝日選書、1994年(矢野秀武)
保坂修司『乞食とイスラーム』筑摩書房、1994年(矢野秀武)
Somboon Suksamran, Buddhism and Political Legitimacy, Chulalongkorn University
Printing House, Thailand,1993. (矢野秀武)
No.5(1995.1.25)
大江健三郎『燃え上がる緑の木』(第1部「救い主」が殴られるまで/第2部揺れ動く<ヴァシレーション>)新潮社、1993年、1994年(藤井悦子)
脇田晴子、S.B.ハンレー編『ジェンダーの日本史(上)』東京大学出版会、1994年 (藤井悦子)
小岸昭『マラーノの系譜』みすず書房、1994年 (藤井悦子)
立川武蔵『インド・ネパール 聖なるものへの旅』人文書院、1994年 (宮嶋俊一)
植田重雄『ヨーロッパの心―ゲルマンの民俗とキリスト教』丸善ライブラリー、1994年 (宮嶋俊一)
阿部珠理『アメリカ先住民の精神世界』NHKブックス、1994年 (宮嶋俊一)
小野澤正喜編『暮らしがわかる・アジア読本タイ』河出書房新社、1994年 (矢野秀武)
坂本勉・鈴木薫編『イスラーム復興はなるか(新書イスラームの世界史)』講談社(現代新書)、1993年 (矢野秀武)
佐々木宏幹・大村英昭・中村生雄『宗教時代への挑戦―仏教カトリシズムをめざして』春秋社、1993年 (矢野秀武)
南山宗教文化研究所編『宗教と文化―諸宗教の対話』人文書院、1994年 (矢野秀武)
No.6(1995.4.25)
川村湊『海を渡った日本語−植民地の「国語」の時間』青土社、1994年(藤井悦子)
半澤孝麿『近代日本のカトリシズム』みすず書房、1993年 (藤井悦子)
伊藤千尋『「ジプシー」の幌馬車を追った』大村書店、1994年(藤井悦子)
加藤智見『宗教のススメ―やさしい宗教学入門』大法輪閣、1995年(宮嶋俊一)
渡辺正雄『キリストに出会う』丸善ライブラリー、1994年(宮嶋俊一)
吉野裕子『ダルマの民俗学―陰陽五行から解く』岩波新書、1995年(宮嶋俊一)
石井研士『銀座の神々―都市に溶け込む宗教』新曜社、1994年(矢野秀武)
片倉もとこ『「移動文化」考―イスラームの世界をたずねて』日本経済新聞社、1995年 (矢野秀武)
藤田庄市『異界を駈ける―山岳修行と霊能の世界』学習研究社、1995年(矢野秀武)
森岡正博『生命観を問いなおす−エコロジーから脳死まで』ちくま新書、1994年(矢野秀武)
No.7(1995.7.25)
石井誠士『癒しの原理 ホモ・クーランスの哲学』人文書院、1995年 (藤井悦子)
M.K.ユルゲンスマイヤー『ナショナリズムの世俗性と宗教性 The New Cold War ?』(阿部美哉訳)玉川大学出版部、1995年 (藤井悦子)
勝浦令子『女の信心 妻が出家した時代』平凡社選書、1995年 (藤井悦子)
鈴木貞美編著『大正生命主義と現代』河出書房新社、1995年 (堀江宗正)
小野泰博『谷口雅春とその時代』東京堂出版、1995年 (堀江宗正)
蓮實重彦・山内昌之編『文明の衝突か、共存か』東京大学出版会、1995年 (堀江宗正)
間瀬啓允・稲垣久和編『宗教多元主義の探求―ジョン・ヒック考』大明堂、1995年 (堀江宗正)
井上順孝・武田道生・北畠清泰編著『オウム真理教とは何か 現代社会に問いかけるもの』、藤田庄市著『オウム真理教事件』、共に朝日新聞社、1995年
(宮嶋俊一)
栗谷川福子『ありのままのイスラエル』柏書房、1993年(宮嶋俊一)
朝倉文市『修道院 禁欲と観想の中世』、講談社(現代新書)、1995年 (宮嶋俊一)
No.8(1995.10.25)
ル・モンド・エディション編『『ル・モンド』インタビュー集 哲学・科学・宗教』(丸岡高弘・浜名優美訳)産業図書、1995年(堀江宗正)
栗本慎一郎・河上倫逸・丹生谷貴志・山口昌夫『「狂気」が「正気」を生んだ―日本が知らないもうひとつのヨーロッパ(上)』(栗本慎一郎「自由大学」講義録#
)光文社(カッパ・サイエンス)、1995年
栗本慎一郎・樺山紘一・合田正人・今福龍太『ユダヤがイスラムを生んだ―日本が知らないもうひとつのヨーロッパ(下)』(栗本慎一郎「自由大学」講義録#
)光文社(カッパ・サイエンス)、1995年 (堀江宗正)
S・A・リーヴィー『精神分析と宗教』(渡辺学訳)玉川大学出版部、1995年 (堀江宗正)
島薗進『オウム真理教の軌跡』岩波書店(岩波ブックレット)、1995年 (堀江宗正)
国際宗教研究所編(責任編集・井上順孝)『宗教教団の現在―若者からの問い』新曜社、1995年
森本達雄『ガンディーとタゴール』第三文明社(レグルス文庫)、1995年 (堀江宗正) (堀江宗正)
G.アンドラーデ、中牧弘允編『ラテンアメリカ宗教と社会』新評論、1994年 (大久保教宏)
田中仁彦『ケルト神話と中世騎士物語 「他界」への旅と冒険』 中公新書 (小堀馨子) (小堀馨子)
小田晋『人はなぜ、宗教にシビレるのか?』 はまの出版 (小堀馨子)
No.9(1996.1.25)
岩井淳『千年王国を夢見た革命―17世紀英米のピューリタン』講談社、1995年 (大久保教宏)
ケビン・コリンズ『フリーメイソンの真実−世界史を変えて来た巨大組織の正体』(角間隆訳)ごま書房、1995年、(大久保教宏)
日本ルーテル神学大学ルター研究所編『ルターと宗教改革事典』教文館、1995年 (大久保教宏)
金両基『韓国神話』青土社、1995年、2200円 (小堀馨子)
新屋重彦・島薗進・田邊信太郎・弓山達也編著『癒しと和解―現代におけるCAREの諸相』ハーベスト社、1995年、3605円 (小堀馨子)
竹下節子『聖女伝[自己を癒す力]』筑摩書房、1995年、2800円(小堀馨子)
朝日新聞社『アエラムック11 宗教学がわかる』、1995年 (堀江宗正)
宮田光雄『ボンヘッファーを読む―反ナチ抵抗者の生涯と思想』岩波書店、1995年 (堀江宗正)
立川武蔵『日本仏教の思想―受容と変容の千五百年史』講談社(講談社現代新書)、1995年(堀江宗正)
No.10(1996.4.25)
小浜逸郎『オウムと全共闘』草思社、1995年 (川瀬貴也)
大塚健洋『大川周明』中央公論社(中公新書)、1995年(川瀬貴也)
上田紀行『宗教クライシス』岩波書店、1995年(川瀬貴也)
諏訪春雄・川村湊編『アジアの霊魂観』雄山閣、1995年 (小堀馨子)
北森嘉蔵『日本人と聖書』教文館、1995年(小堀馨子)
洋泉社Mook『異端の教団』洋泉社、1995年(小堀馨子)
森岡正博『宗教なき時代を生きるために』法蔵館、1996年
森岡正芳『こころの生態学−臨床人間科学のすすめ』朱鷺書房、1995年(堀江宗正)
松尾剛次『鎌倉新仏教の誕生―勧進・穢れ・破戒の中世』講談社(講談社現代新書)、1995年 (堀江宗正)
ポール・リクール『聖書解釈学』(久米博・佐々木啓訳)ヨルダン社、1995年 (堀江宗正)
No.11(1996.7.25)
杉田英明『日本人の中東発見−逆遠近法のなかの比較文化史』東京大学出版会,1995年(川瀬貴也)
森孝一『宗教からよむ「アメリカ」』講談社,1996年(川瀬貴也)
池田士郎『中山みきと被差別部落−天理教教祖の歩んだ道』明石書店、1996年(川瀬貴也)
ジョナサン・スペンス『マッテオ・リッチ 記憶の宮殿』(古田洋介訳)平凡社(小堀馨子)
私市正年『イスラム聖者』講談社現代新書、1996年2月 (小堀馨子)
石川元・景山民夫『宗教に入る人の心が分かりますか? 新新宗教と精神療法』弓立社、1996年3月 (小堀馨子)
河合隼雄『ユング心理学と仏教』岩波書店、1995年(堀江宗正)
相良亨『こころ』三省堂(一語の辞典)、1995年(堀江宗正)
島薗進・石井研士編『消費される<宗教>』春秋社、1996年 (堀江宗正)
加藤尚武『技術と人間の倫理』日本放送出版協会(NHKライブラリー)、1996年(堀江宗正)
No.12(1996.10.25)
大澤真幸『虚構の時代の果て−オウムと世界最終戦争』筑摩書房(ちくま新書)、1996年(川瀬貴也)
長山靖生『偽史冒険世界−カルト本の百年』筑摩書房、1996年(川瀬貴也)
義江彰夫『神仏習合』岩波新書、1996年(川瀬貴也)
池上良正・中牧弘允編『情報時代は宗教を変えるか』弘文堂,1996年 (小堀馨子)
フランツ・キュモン『古代ローマの来世観』(小川英雄訳)平凡社,1996年 (小堀馨子)
E・R・カステーヨ+U・M・カボーン『図説ユダヤ人の2000年』(那岐一尭訳;市川裕監修)同朋舎出版,1996年(小堀馨子)
阿部謹也『ヨーロッパを見る視覚』岩波書店、1996年
ジョージ・L・モッセ『ユダヤ人の<ドイツ>―宗教と民族をこえて』(三宅昭良訳)講談社、1996年(講談社選書メチエ)(堀江宗正)
梶田孝道『国際社会学のパースペクティブ−越境する文化・回帰する文化』東京大学出版会、1996年(堀江宗正)
オギュスタン・ベルク(篠田勝英訳)『地球と存在の哲学−環境倫理を超えて』筑摩書房、1996年(ちくま新書)(堀江宗正)
No.13(1997.1.25)
梁賢恵『尹致昊と金教臣 その親日と抗日の論理−近代朝鮮における民族的アイデンティティとキリスト教』新教出版社、1996年 (川瀬貴也)
川村湊『「大東亜民俗学」の虚実』講談社、1996年 (川瀬貴也)
村上陽一郎『奇跡を考える』岩波書店、1996年(川瀬貴也)
坂口ふみ『〈個〉の誕生―キリスト教教理をつくった人びと』岩波書店、1996年(小堀馨子)
長谷川三千子『バベルの謎―ヤハウィストの冒険』中央公論社、1996年 (小堀馨子)
K・ホプキンズ『古代ローマ人と死』晃洋書房、1996年(小堀馨子)
宮元啓一『仏教誕生』筑摩書房(ちくま新書)、1995年
末木文美士『仏教―言葉の思想史』岩波書店、1996年 (堀江宗正)
小田垣雅也『現代のキリスト教』講談社(講談社学術文庫)、1996年 (堀江宗正)
島薗進『精神世界のゆくえ―現代世界と新霊性運動』東京堂出版、1996年 (堀江宗正)
No.14(1997.4.25)
荒井英子『ハンセン病とキリスト教』岩波書店、1996年(川瀬貴也)
中村健之助『宣教師ニコライと明治日本』岩波新書、1996年(川瀬貴也)
アジアに対する日本の戦争責任を問う民衆法廷準備会編『宗教の戦争責任』樹花舎、1996年(川瀬貴也)
阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』筑摩書房(ちくま新書)、1996年(高橋原)
S.J.タンバイア(多和田祐司訳)『呪術・科学・宗教−人類学における「普遍」と「相対」』思想閣出版、1996年(Stanley Jeyaraja
Tambiah, Magic, science, religion and the scope of rationality,1990, Cambridge
Univ. Press.)(高橋原)
デイヴィッド・ケイヴ著(吉永進一・奥山倫明訳)『新しいヒューマニズムへの展望 エリアーデ宗教学の世界』せりか書房、1996年(小堀馨子)
フーゴー・シュタム著(村井翔・森本浩一・山本泰生共訳)『カルトの構図』青土社、1996年(小堀馨子)
蓮見重彦・山内昌之編『地中海 終末論の誘惑』東京大学出版会(UP選書)、1996年(小堀馨子)
No.15(1997.7.25)
小沢浩『新宗教の風土』岩波新書、1997年(川瀬貴也)
村上春樹『アンダーグラウンド』講談社、1997年(川瀬貴也)
吉野耕作『文化ナショナリズムの社会学−現代日本のアイデンティティの行方−』名古屋大学出版会、1997年(川瀬貴也)
岡崎勝世『聖書v.s.世界史』講談社現代新書 1996年9月 (小堀馨子)
中野毅・飯田剛史・山中弘編『宗教とナショナリズム』世界思想社 1997年5月 (小堀馨子)
坪内隆彦『キリスト教原理主義のアメリカ』亜紀書房 1997年3月 (小堀馨子)
ジャック・マイルズ『GOD:神の伝記』(秦剛平訳)青土社、1997年(原著1995) (Jack MILES, GOD: A Biography)
(高橋原)
脇本平也著『死の比較宗教学』岩波書店、1997年 (高橋原)
チャールズ・テイラー他(佐々木毅他訳)『マルチカルチュラリズム』岩波書店、1996年(堀江宗正)
西谷修・鵜飼哲・港千尋『原理主義とは何か』河出書房新社、1996年 (堀江宗正)
サロモン・マルカ『レヴィナスを読む』(内田樹訳)国文社、1996年
エマニュエル・レヴィナス(中山元訳)『超越と知解可能性―哲学と宗教の対話』彩流社、1996年 (堀江宗正)
No.16(1997.10.25)
大越愛子『女性と宗教』岩波書店 叢書現代の宗教11 1997 (井上まどか)
白石治朗『ロシアの神々と民間信仰―ロシア宗教社会史序説』彩流社 1997 (井上まどか)
L.ケディ『アメリカの公共生活と宗教』渡部正孝訳1997、玉川大学出版部
(原著 RELIGION,THEOLOGY,AND AMERICAN PUBLIC LIFE,1993) (井上まどか)
加藤清監修『癒しの森―心理療法と宗教』創元社 1996 (高橋原)
丹治昭義『宗教詩人 宮沢賢治―大乗仏教に基づく世界観』中公新書1329、1996 (高橋原)
井上順孝・月本昭男・星野英紀編『宗教学を学ぶ』有斐閣、1996年 (堀江宗正)
M・スコット・ペック著、森英明訳『平気でうそをつく人たち――虚偽と邪悪の心理学
』(草思社、1996年)(堀江宗正)
No.17(1998.1.25)
小滝透『神々の目覚め〜近代日本の宗教革命』春秋社 1997 (井上まどか)
田川建三『書物としての新約聖書』勁草書房 1997 (井上まどか)
ホセ・ヨンパルト『教会法とは何だろうか』成文堂 1997 (井上まどか)
谷泰『カトリックの文化史−神・人間・自然をめぐって』NHK出版、1997年(川瀬貴也)
斎藤貴男『カルト資本主義』文藝春秋、1997年(川瀬貴也)
島薗進『現代宗教の可能性−オウム真理教と暴力』岩波書店、1997年(川瀬貴也)
西平直『魂のライフサイクル:ユング・ウィルバー・シュタイナー』東京大学出版会、1997 (高橋原)
宮本久雄・山本巍・大貫隆『聖書の言語を超えて:ソクラテス・イエス・グノーシス』東京大学出版会 1997 (高橋原)
小坂国継『西田幾多郎をめぐる哲学者群像―近代日本哲学と宗教』ミネルヴァ書房、1997年6月
津田雅夫『文化と宗教―近代日本思想史序説』法律文化社、1997年4月(堀江宗正)
No.18(1998.4.25)
G.デコスタ編『キリスト教は他宗教をどう考えるか―ポスト多元主義の宗教と神学―』森本あんり訳、教文館 (井上まどか)
中村廣治郎『イスラム教入門』岩波新書538、1998年 (井上まどか)
P.ブロックルマン『インサイド・ストーリー―宗教の再生―』小松加代子訳、玉川大学出版部、1998年 (井上まどか、堀江宗正)
広瀬浩二郎『障害者の宗教民俗学』明石書店、1997年 (川瀬貴也)
浅野裕一『孔子神話―宗教としての儒教の形成―』岩波書店、1997年 (川瀬貴也)
ウルズラ・ヌーバー『<傷つきやすい子ども>という神話−トラウマを越えて−』丘沢静也訳、岩波書店、1997年(川瀬貴也)
中沢新一・鶴岡真弓・月川和雄『ケルトの宗教 ドルイディズム』岩波書店、1997年 (高橋原)
藤田庄市『行とは何か』新潮選書、1997年(高橋原)
河合隼雄『子どもと悪』岩波書店、1997年(堀江宗正)
中村廣治郎『イスラームと近代』岩波書店 叢書現代の宗教13 1997年 (井上まどか)
池田士郎・島薗進・関一敏『中山みき・その生涯と思想〜救いと解放の歩み』明石書店、1998年 (井上まどか)
落合仁司『<神>の証明〜なぜ宗教は成り立つか』講談社現代新書、1998年 (井上まどか)
中野実『宗教と政治』新評論、1998年 (川瀬貴也)
池田秀三『自然科学の力−儒教を中心に』岩波書店、1998年(川瀬貴也)
趙戴国『韓国の民衆宗教とキリスト教』新教出版社、1998年 (川瀬貴也)
ジェイムズ・ヒルマン著『魂のコード−−心のとびらをひらく』鏡リュウジ訳、河出書房新社、1998年(高橋原)
山本誠作・長谷正當編『現代宗教思想を学ぶ人のために』世界思想社、1998年 (高橋原)
J・W・ジョーンズ『聖なるものの精神分析』(渡辺学訳)玉川大学出版部、1997年 (堀江宗正)
杉村芳美『「良い仕事」の思想−新しい仕事倫理のために』中央公論社、1997年(堀江宗正)
No.20(1998.10.25)
入江良平『世紀末精神世界』WAVE出版 、1998年 (高橋原)
大林太良・吉田敦彦『世界の神話をどう読むか』青土社、1998年 (高橋原)
磯前順一『記紀神話のメタヒストリー』吉川弘文館、1998年 (広池真一)
大西直樹『ピルグリム・ファーザーズという神話 作られた「アメリカ建国」』講談社、1998年 (広池真一)
源淳子『フェミニズムが問う王権と仏教 近代日本の宗教とジェンダー』三一書房、1998年 (広池真一)島薗進・越智貢編『情報社会の文化4 心情の変容』東京大学出版会、1998年
(堀江宗正)
竹内整一『日本人はやさしいのか−日本精神史入門』筑摩書房、1997年(堀江宗正)
No.21(1999.1.25)
田中公明・吉崎一美『ネパール仏教』春秋社、1998年(井上まどか)
藤田庄市『神さま・仏さま−現代宗教の考現学』アスペクト、1998年(井上まどか)
パルデン・ギャツォ『雪の下の炎』檜垣嗣子訳、新潮社、1998年(高橋原)
ジャン=フランソワ・ルヴェル+マチウ・リカール著、菊池昌実
・高砂伸邦・高橋百代訳『僧侶と哲学者 チベット仏教をめぐる対話』新評論、1998年(広池真一)
アントニー・D・スミス著、高柳先男訳『ナショナリズムの生命力』晶文社、1998年
(原著 National Identity, 1991)(広池真一)
中村雄二郎『日本文化における悪と罪』新潮社、1998年(堀江宗正)
村上春樹『約束された場所で−underground2』文芸春秋、1998年(堀江宗正)
葛野浩昭『サンタクロースの大旅行』岩波新書、1998年(宮嶋俊一)
植島啓司『宗教学講義−いったい教授と女生徒のあいだに何がおこったのか』ちくま新書、1998年(宮嶋俊一)
No.22(1999.4.25)
サミュエル・ハンチントン著、鈴木主税訳、『文明の衝突』集英社、1998年(広池真一)
二階堂善弘『封神演義の世界 中国の戦う神々』大修館書店、1998年(広池真一)
スティーブン・C・ロウ編著、本田理恵訳『ウィリアム・ジェイムズ入門−賢く生きる哲学』日本教文社、1998年(堀江宗正)
増澤知子著、中村圭志訳『夢の時を求めて−宗教の起源の探求』玉川大学出版部、1998年(堀江宗正)
谷口幸男、遠藤紀勝『図説 ヨーロッパの祭り』河出書房新社、1998年(宮嶋俊一)
竹下節子『聖母マリア <異端>から<女王>へ』講談社、1998年(宮嶋俊一)
No.23(1999.7.25)
青木保ほか編『近代日本文化論9 宗教と生活』岩波書店、1999年(大高まどか)
村上陽一郎・細谷昌志編『宗教−その原初とあらわれ』叢書・転換期とフィロソフィー、ミネルヴァ書房、1999年(大高まどか)
小坂国継『善人がなぜ苦しむのか−倫理と宗教』勁草書房、1999年(高橋原)
リチャード・ノル著、月森左知・高田有現訳『ユングカルト−カリスマ的運動の起源』新評論、1998年(高橋原)
李洪志『転法輪』ナカニシヤ出版、1999年(広池真一)
山田賢『中国の秘密結社』講談社、1998年(広池真一)
宮崎哲弥『「自分の時代」の終わり』時事通信社、1998年(堀江宗正)
カール・ヤスパース著、林田新二監訳『哲学的信仰』理想社、1998年(堀江宗正)
アンドレ・ヨレス著、高橋由美子訳『メールヒェンの起源 ドイツの伝承民話』講談社学術文庫、1999年(宮嶋俊一)
阿部美哉著『世界の宗教』丸善ライブラリー、1999年(宮嶋俊一)
No.24(1999.10.25)
ダミアン・トンプソン著、渡会和子訳『終末思想に夢中な人たち』翔泳社、1999年
(The End of Timme)(大高まどか)
徳善義和・百瀬文晃編『カトリックとプロテスタント−どこが同じでどこが違うか』教文館、1999年(高橋原)
西平直『シュタイナー入門』講談社現代新書、1999年(高橋原)
チレ・チュジャ(赤烈曲扎)著、池上正治訳『チベット 歴史と文化』東方書店、1999年(広池真一)
永橋和雄『チベットのシャーマン探検』河出書房新社、1999年(広池真一)
フィリップ・リーフ著(宮武昭・薗田美和子訳)『フロイト−モラリストの精神』誠信書房、1999年(堀江宗正)
リュック・フェリー(菊池昌実・白井成雄訳)『神に代わる人間−人生の意味』法政大学出版局、1998年(堀江宗正)
加藤隆『「新約聖書」の誕生』講談社選書メチエ、1999年(宮嶋俊一)
羽田正『勲爵士シャルダンの生涯−十七世紀のヨーロッパとイスラーム世界』中央公論社、1999年(宮嶋俊一)
No.25(2000.1.25)
ヤロスラフ・ペリカン(関口篤訳)『聖母マリア』青土社、1998年(大高まどか)
高橋保行『知られていなかったキリスト教』教文館、1998年(大高まどか)
湯浅泰雄著・訳『ユング超心理学書簡』白亜書房、1999年、2800円(高橋原)
大貫隆(訳・著)『グノーシスの神話』岩波書店、1999年、3300円(高橋原)
江本嘉伸『能海寛 チベットに消えた旅人』求龍堂、1999年(広池真一)
石濱裕美子著、永橋和雄写真『図説 チベット歴史紀行』河出書房新社、1999年(広池真一)
松尾剛次『仏教入門』(岩波ジュニア新書)岩波書店、1999年
井上順孝編著・伊藤聡・遠藤潤・森瑞枝共著『神道−日本生まれの宗教システム』(ワード・マップ)新曜社、1998年(堀江宗正)
香山リカ『<じぶん>を愛するということ−私探しと自己愛』(講談社現代新書)講談社、1999年(堀江宗正)
ヨアヒム・ヴァッハ著、渡辺・保呂・奥山訳『宗教の比較研究』法蔵館、1999年(宮嶋俊一)
ニニアン・スマート著、阿部美哉訳『世界の宗教T 秩序と伝統』教文館、1999年(宮嶋俊一)
No.26(2000.4.25)
阿満利麿『人はなぜ宗教を必要とするのか』筑摩書房(筑摩新書222)、1999年(高橋原)
山折哲雄『悪と往生−親鸞を裏切る『歎異抄』』(中公新書1512)中央公論社、2000年(高橋原)
莫邦富『北京有事 一億人の気功集団「法輪功」を追う』新曜社、1999年(広池真一)
ツルティム・ケサン、正木晃『チベット密教』ちくま新書、2000年(広池真一)
森真一『自己コントロールの檻−感情マネジメント社会の現実』(講談社、2000年)(堀江宗正)
中井久夫『西欧精神医学背景史』(みすず書房、1999年)
田邊信太郎・島薗進・弓山達也編『癒しを生きた人々−近代知のオルタナティブ』(専修大学出版局、1999年)(堀江宗正)
菊池聡『超常現象の心理学 人はなぜオカルトにひかれるのか』平凡社新書、1999年(宮嶋俊一)
坂口ふみ、小林康夫、西谷修、中沢新一編集『宗教への問いT 宗教の解体学』岩波書店、2000年(宮嶋俊一)
No.27(2000.7.25)
カルル・クラウスベルク著、加藤哲弘訳『ウィーン創世記:絵で読む聖書の物語』三元社、2000年(大高まどか)
高橋巌『神秘学入門』筑摩書房(ちくまプリマーブックス135)、2000年(高橋原)
内藤道雄『聖母マリアの系譜』八坂書房、2000年(高橋原)
田中公明『活仏たちのチベット ダライ・ラマとカルマパ』春秋社、2000年(広池真一)
杉木恒彦、宮坂宥勝+ペマ・リンジン画『八十四人の密教行者』春秋社、2000年(広池真一)
カナリアの会編『オウムをやめた私たち』岩波書店、2000年
森達也著『「A」撮影日誌 オウム施設で過ごした13ヶ月』現代書館、2000年(宮嶋俊一)
No.28(2000.10.25)
黒川知文『ロシア・キリスト教史−土着と服従と復活』教文館、1999年(大高まどか)
坂口ふみ他編集『宗教の解体学』岩波書店、2000年(大高まどか)
横田睦『お骨のゆくえ』平凡社、2000年(川瀬貴也)
真鍋祐子『光州事件で読む現代韓国』平凡社、2000年(川瀬貴也)
大貫隆『終わりから今を生きる−姿勢としての終末論』教文館、1999年(高橋原)
M-L・フォン・フランツ『ユング思想と錬金術−錬金術における能動的想像』垂谷茂弘訳、人文書院、2000年(高橋原)
量義治『市民のための哲学入門−神・人間・世界の再構築』理想社、2000年(堀江宗正)
上枝美典『「神」という謎−宗教哲学入門』世界思想社、2000年(堀江宗正)
植島啓司『聖地の想像力−なぜ人は聖地をめざすのか』集英社新書、2000年(宮嶋俊一)
坂本勉『イスラーム巡礼』岩波新書、2000年(宮嶋俊一)
No.29(2001.1.25)
ジョン・B・カブ、Jr.『生きる権利 死ぬ権利』日本基督教団出版局、2000年(堀江宗正)
岡野守也『自我と無我−<個と集団>の成熟した関係』PHP新書、2000年(堀江宗正)
趙寿玉『神社参拝を拒否したキリスト者』新教出版社、2000年(川瀬貴也)
川村邦光『地獄めぐり』ちくま新書、2000年(川瀬貴也)
ジョン・ポーキングホーン『科学と宗教−一つの世界』玉川大学出版部、2000年(高橋原)
ケン・ウィルパー『科学と宗教の統合』吉田豊訳、春秋社、2000年(高橋原)
岡崎勝世『キリスト教的世界史から科学的世界史へ:ドイツ啓蒙主義歴史学研究』勁草書房(井上まどか)
No.30(2001.4.25)
小杉英了『シュタイナー入門』ちくま新書、2000年(宮嶋俊一)
小岸昭『世俗宗教としてのナチズム』ちくま新書、2000年(宮嶋俊一)
保坂和志『世界を肯定する哲学』ちくま新書、2001年(宮嶋俊一)
山内志郎『天使の記号学』岩波書店、2001年(宮嶋俊一)
エドワード・S・リード『魂から心へ−心理学の誕生』村田純一他訳、青土社、2000年(堀江宗正)
ハンス・ヨナス『責任という原理−科学技術文明のための倫理学の試み』加藤尚武監訳、東信堂、2000年(堀江宗正)
荒俣宏、米田勝安『よみがえるカリスマ平田篤胤』論創社、2001年(高橋原)
クロディーヌ・ファーブル=ヴァサス『豚の文化誌 ユダヤ人とキリスト教』右京頼三訳、柏書房(高橋原)
大塚和夫『イスラーム的』日本放送出版協会、2000年(川瀬貴也)
青野正明『朝鮮農村の民族宗教』社会評論社、2001年(川瀬貴也)
No.31(2001.7.25)
宮田律『現代イスラムの潮流』集英社新書、2001年(宮嶋俊一)
西谷啓治著、上田閑照編『宗教と非宗教の間』岩波現代文庫、2001年(宮嶋俊一)
松谷みよ子『現代の民話−あなたも語り手、わたしも語り手』中央公論新社、2000年(堀江宗正)
モハンマド・ハタミ『文明の対話』共同通信社、2001年(堀江宗正)
井上章一『日本人とキリスト教』講談社、2001年(川瀬貴也)
ロバート・J・リフトン(渡辺学訳)『終末と救済の幻想−オウム真理教とは何か』岩波書店、2000年(川瀬貴也)
土居健郎『甘え・病い・信仰』創文社、2001年(高橋原)
瀬上正仁『明治のスウェーデンボルグ−奥邃・有礼・正造をつなぐもの』春風社、2001年(高橋原)
ハワード・R・ターナー『図説 科学で読むイスラム文化』久保儀明訳、青土社、2001年(井上まどか)
G.ディディ=ユベルマン『フラ・アンジェリコ−神秘神学と絵画表現』寺田光穂・平岡洋子訳、平凡社、2001年(井上まどか)
No.32(2001.10.25)
特集 「癒し」ブームを超えて−−近年の出版動向から 堀江宗正
町田宗鳳『「野性」の哲学−−生き抜く力を取り戻す』ちくま新書、2001年(宮嶋俊一)
ライラ・アハメド『イスラームにおける女性とジェンダー−−近代論争の歴史的根源』林正雄他訳、法政大学出版局、2000年(川瀬貴也)
鈴木範久『日本宗教史物語』聖公会出版、2001年(高橋原)
ファーティマ・メルニーシー『イスラームと民主主義』私市正年・ラトクリフ川政祥子訳、平凡社、2000年(井上まどか)
No.33(2002.1.25)
特集 イスラームについて−あるいは「他文化」を見るとは?(川瀬貴也)
広井良典『死生観を問いなおす』ちくま新書、2001年(宮嶋俊一)
島薗進『ポストモダンの新宗教−−現代日本の精神状況の底流』東京堂出版、2001年(堀江宗正)
湯浅泰雄・高橋豊・安藤治・田中公明『ユング心理学と現代の危機』河出書房新社、2001年(高橋原)
伊吹敦『禅の歴史』法蔵館、2001年(金子奈央)
No.34(2002.4.25)
特集 ユング・ブームの終焉?−−アーノルド・ミンデルのPOP(高橋原)
香山リカ『死の臨床格闘学』青土社、2002年(宮嶋俊一)
A・ミンデル『紛争の心理学−−融合の炎のワーク』講談社、2001年(堀江宗正)
管野博史『法華経入門』(岩波新書 新赤版 748)岩波書店、2001年(金子奈央)
芦名定道・小原克博『キリスト教と現代−−終末思想の歴史的展開』世界思想社、2001年(星野靖二)
No.35(2002.7.25)
特集 宗教概説書をめぐって(宮嶋俊一)
三井宏隆『カルト・回心・アイデンティティ』ナカニシヤ出版、2002年(堀江宗正)
ロジェ=ポル・ドロワ著、島田裕巳・田桐正彦訳『虚無の信仰−−西欧はなぜ仏教を怖れたか』トランスビュー、2002年(星野靖二)
大塚和夫・小杉泰・小松久男・東靖・羽田正・山内昌之編『イスラーム辞典』岩波書店、2002年(高橋原)
磯前順一・深澤英隆編『近代日本における知識人と宗教−姉崎正治の軌跡』東京堂出版、2002年(金子奈央)
No.36(2002.10.25)
特集 多様性と統合、そして排斥――「アメリカ」の理念とその<神>(星野靖二)
J・C・ブラウァー著『アメリカ建国の精神―宗教と文化風土―』野村文子訳、玉川大学出版部、2002年(高橋原)
ベルナール・フランク著『日本仏教曼荼羅』仏蘭久淳子訳、藤原書店、2002年(金子奈央)
河合隼雄・加賀乙彦・山折哲雄・合庭惇著『宗教を知る 人間を知る』講談社、2002年(宮嶋俊一)
田邊信太郎・島薗進編『つながりの中の癒し―セラピー文化の展開』専修大学出版局、2002年(堀江宗正)
No.37(2003.1.25)
特集 2000年以後の海外研究者の日本宗教研究概観―翻訳書を中心として―(金子奈央)
松尾剛次『「お坊さん」の日本史』NHK出版、2002年(高橋原)
なだいなだ『神、この人間的なもの―宗教をめぐる精神科医の対話』岩波書店 2002年(堀江宗正)
大内三郎『植村正久―生涯と思想』日本キリスト教団出版局、2002年(星野靖二)
島田裕己『日本人の神はどこにいるか』ちくま新書、2002年(宮嶋俊一)
No.38(2003.4.25)
特集 霊性からスピリチュアリティへ(堀江宗正)
磯前順一『近代日本の宗教言説とその系譜-宗教・国家・神道』岩波書店、2003年(高橋原)
岩井洋著『目からウロコの宗教 人はなぜ「神」を求めるのか』PHP、2003年(宮嶋俊一)
新谷尚紀『日本人は何故賽錢を投げるのか?-民俗信仰を読み解く-』文春新書303、2003年(金子奈央)
度会好一『明治の精神異説−神経病・神経衰弱・神がかり』岩波書店、2003年(星野靖二)
No.39(2003.7.25)
特集 変わりゆく死と葬送(高橋原)
島薗進『〈癒す知〉の系譜――科学と宗教のはざま』吉川弘文館、2003年(堀江宗正)
大久保良峻・佐藤弘夫・末木文美士・林淳・松尾剛次編『日本仏教34の鍵』春秋社、2003年(金子奈央)
保坂幸博『日本の自然崇拝、西洋のアニミズム――宗教と文明/非西洋的な宗教理解への誘い』新評論、2003年(星野靖二)
森達也『世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい』晶文社、2003年(宮嶋俊一)
No.40(2003.10.25)
特集 宗教と戦争(テロリズム)・原理主義・カルト(宮嶋俊一)
小田垣雅也『憧憬の神学――キリスト教と現代思想』創文社、2003年(高橋原)
杉山博昭『キリスト教福祉実践の史的展開』大学教育出版、2003年(星野靖二)
橋爪大三郎『人間にとって法とは何か』PHP新書、2003年(金子奈央)
リチャード・V・ピラード、ロバート・D・リンダー(堀内・犬飼・日影訳)『アメリカの市民宗教と大統領』麗沢大学出版会、2003年(堀江宗正)
No.41(2004.1.25)
特集 『科学』と『宗教』(星野靖二)
大貫隆『イエスという経験』岩波書店、2003年(高橋原)
桜井啓子『日本のムスリム社会』ちくま新書、2003年(宮嶋俊一)
大貫恵美子『ねじ曲げられた桜−美意識と軍国主義』岩波書店、2003年(金子奈央)
マーク・ユルゲンスマイヤー『グローバル時代の宗教とテロリズム――いま、なぜ神
の名で人の命が奪われるのか』明石書店、2003年(堀江宗正)
No.42(2004.4.25)
特集 近年の一般向け仏教関連書(金子奈央)
マックス・ミュラー著、津城寛文訳『人生の夕べに』春秋社、2003年(高橋原)
小倉いずみ『ジョン・コットンとピューリタニズム』彩流社、2004年(星野靖二)
池上良正・小田淑子・島園進・末木文美士・関一敏・鶴岡賀雄編『岩波講座 宗教1 宗教とはなにか』岩波書店、2003年(宮嶋俊一)
マイケル・ウォルツァー『寛容について』みすず書房、2003年(堀江宗正)
No.43(2004.7.25)
特集 宗教概念批判論(堀江宗正)
末木文美士『近代日本の思想・再考I 明治思想家論』トランスビュー、2004年(高橋原)
井上順孝編『IT時代の宗教を考える』中外日報社刊、法藏館発売、2003年(宮嶋俊一)
中西直樹『仏教と医療・福祉の近代史』法蔵館、2004年(星野靖二)
飯沼賢司『八幡神とはなにか』角川書店、2004年(金子奈央)
No.44(2004.10.25)
特集 新しい国立追悼施設構想をめぐって(高橋原)
宮平望『現代アメリカ神学思想――平和・人権・環境の理念』新教出版社、2004年(星野靖二)
高橋繁行『葬祭の日本史』講談社、2004年(金子奈央)
内藤正典著『ヨーロッパとイスラーム――共生は可能か』岩波新書、2004年(宮嶋俊一)
杉山幸子『新宗教とアイデンティティ――回心と癒しの宗教社会心理学』新曜社、2004年(堀江宗正)
No.45(2005.1.25)
特集 宗教研究の「現在」――『講座宗教』完結に寄せて(宮嶋俊一)
上田紀行『がんばれ仏教!―お寺ルネサンスの時代』NHK出版、2004年(高橋原)
国立歴史民俗博物館編『歴博フォーラム 中世寺院の姿とくらし―密教・禅僧・湯屋』山川出版社、2004年(金子奈央)
ディヤーウッディーン・サルダール、メリル・ウィン・デービス『イスラム――対話と共生のために』久保儀明訳、青土社、2004年(星野靖二)
實川幹朗『思想史のなかの臨床心理学――心を囲い込む近代』講談社、2004年(堀江宗正)
No.46(2005.4.25)
特集 〈女性と仏教〉を巡る問題群について(金子奈央)
山口輝臣『明治神宮の出現』吉川弘文館、歴史文化ライブラリー 、2005年(高橋原)
大久保教宏『プロテスタンティズムとメキシコ革命――市民宗教からインディヘニスモへ』新教出版社、2005年(星野靖二)
藤原聖子『「聖」概念と近代――批判的比較宗教学に向けて』大正大学出版会、2005年(宮嶋俊一)
伊藤雅之・樫尾直樹・弓山達也編『スピリチュアリティの社会学――現代世界の宗教性の探求』世界思想社、2004年(堀江宗正)
No.47(2005.7.25)
特集; 星野靖二「近年の宗教についての入門書をめぐって」
堀内一史『分裂するアメリカ社会』麗沢大出版会、2005年(高橋原)
高橋哲哉『靖国問題』筑摩書房、2005年(堀江宗正)
ハンス・G・キッペンベルク著(月本昭男・渡辺学・久保田浩訳)『宗教史の発見――宗教学と近代』岩波書店、2005年(宮嶋俊一)
中西直樹『仏教と医療・福祉の近代史』法藏館、2004年(古澤有峰)
山田奨治『禅という名の日本丸』弘文堂、2005年(金子奈央)
No.48(2005.10.25)
マイケル・バーカン『現代アメリカの陰謀論――黙示録・秘密結社・ユダヤ人・異星人』林和彦訳、三交社、2004年(堀江宗正)
メアリー・P・フィッシャー『21世紀の宗教』蓮池隆広訳、春秋社、2005年(高橋原)
田村晃祐『近代日本の仏教者たち――廃仏毀釈から仏教はどう立ち直ったのか』NHKライブラリー、2005年(星野靖二)
芳澤勝弘『白隠―禅画の世界』中央公論新社、2005年(金子奈央)
津城寛文『〈公共宗教〉の光と影』春秋社、2005年(宮嶋俊一)
NO.49(2006.1.25)
特集 その先のイスラームへ──テロ、「原理主義」抜きでイスラームを語る視点(堀江宗正)
ベネディクト16世ヨゼフ・ラツィンガー『新ローマ教皇――わが信仰の歩み』里野泰昭訳、春秋社、2005年(星野靖二)
木村得玄『黄檗宗の歴史・人物・文化』春秋社、2005年(金子奈央)
津城寛文『〈霊〉の探究――近代スピリチュアリズムと宗教学』春秋社、2005年(高橋原)
櫻井義秀著『「カルト」を問い直す――信教の自由というリスク』中公新書ラクレ、2006年(宮嶋俊一)
NO.50(2006.4.25)
特集 高橋原「オウム事件10年」
鈴木範久『聖書の日本語――翻訳の歴史』岩波書店、2006年(星野靖二)
細田あや子・渡辺和子編『異界の交錯【上巻】』リトン、2006年(宮嶋俊一)
今村真介『王権の修辞学――フランス王の演出装置を読む』講談社、2004年(金子奈央)
タラル・アサド『世俗の形成──キリスト教、イスラム、近代』みすず書房、2006年、Talal Asad , Formations of the Secular: Christianity, Islam, Modernity.(堀江宗正)
NO.51(2006.7.25)
特集:宮嶋俊一「公共哲学と宗教」
末木文美士 『仏教vs.倫理』ちくま新書、2006年(高橋 原)
森本あんり『アメリカ・キリスト教史――理念によって建てられた国の軌跡』新教出版社、2006年(星野靖二)
森正人『四国遍路の近現代――「モダン遍路」から「癒しの旅」まで』創元社、2005年(金子奈央)
深澤英隆『啓蒙と霊性──近代宗教言説の生成と変容』岩波書店、2006年(堀江宗正)
NO.52(2006.10.25)
特集:金子奈央「補完代替医療の関連書」
E・ホフマン 『カバラー心理学ーーユダヤ教神秘主義入門』村本詔司・今西康子訳、人文書院、2006年(高橋原)
安食文雄『モダン都市の仏教――荷風と游と空外の仏教史』鳥影社、2006年(星野靖二)
磯前順一 タラル・アサド編『宗教を語りなおす 近代的カテゴリーの再考』みすず書房、2006年(宮嶋俊一)
末木文美士『日本宗教史』岩波書店、2006年(堀江宗正)
NO.53(2007.1.25)
特集:星野靖二「近代と儒教」
細田あや子・渡辺和子編『異界の交錯(下巻)』リトン、2006年(宮嶋 俊一)
ベルナール・フランク(仏蘭久淳子訳)『「お札」にみる日本仏教』藤原書店、2006年(金子 奈央)
末木文美士編『現代と仏教―いま、仏教が問うもの、問われるもの』佼成出版社、2006年(高橋 原)
岩田重則『「お墓」の誕生──死者祭祀の民俗誌』岩波書店、2006年(堀江 宗正)
NO.54(2007.4.25)
特集:堀江宗正「スピリチュアルとスピリチュアリティのあいだ」
紀藤正樹・山口貴士『カルト宗教――性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか』アスコム、2007年(高橋原)
島薗進・葛西賢太・福嶋信吉・藤原聖子編『宗教学キーワード』有斐閣、2006年(宮嶋俊一)
井上順孝編『近代日本の宗教家101』新書館、2007年(金子奈央)
森孝一編著、同志社大学一神教学際研究センター企画『EUとイスラームの宗教伝統は共存できるか――「ムハンマドの風刺画」事件の本質』明石書店、2007年(星野靖二)
NO.55(2007.7.25)
特集:宮嶋俊一「近年の宗教概説書をめぐって――宗教教育という視点を絡めて」
上田紀行『目覚めよ仏教!――ダライ・ラマとの対話』NHK出版、2007年(高橋 原)
ユルゲン・ハーバーマス、ヨーゼフ・ラッツィンガー著、フロリアン・シュラー編、三島憲一訳『ポスト世俗化時代の哲学と宗教』岩波書店、2007年3月(星野靖二)
松村薫子『糞掃衣の研究――その歴史と聖性』法藏館、2006年(金子奈央)
葛西賢太『断酒が作り出す共同性――アルコール依存からの回復を信じる人々』世界思想社、2007年(堀江宗正)
NO.56(2007.10.25)
特集:高橋原「神話への多様なまなざし」
芳賀学・菊地裕生『仏のまなざし、読みかえられる自己──回心のミクロ社会学』ハーベスト社、2006年(堀江宗正)
塩尻和子『イスラームを学ぼう 実りある宗教間対話のために』秋山書店、2007年(宮嶋俊一)
内藤正典・阪口正二郎『神の法vs.人の法――スカーフ論争からみる西欧とイスラームの断層』日本評論社、2007年(星野靖二)
大森亮尚『日本の怨霊』平凡社、2007年(金子奈央)
NO.57(2008.1.25)
特集:金子奈央「日本における<宗教と法>関連書」
雨宮栄一『若き植村正久』新教出版社、2007年(高橋原)
松村一男・山中弘編『神話と現代』リトン、2007年(宮嶋俊一)
一柳廣孝・吉田司雄編著『霊はどこにいるのか』青弓社、2007年(堀江宗正)
坂井信生『聖なる共同体の人々』九州大学出版会、2007年(星野靖二)
NO.58(2008.4.25)
特集:星野靖二「“汝の隣人”の宗教」
南直哉・玄侑宗久『<問い>の問答 同時代禅僧対談』佼成出版社、2008年(宮嶋俊一)
木原善彦『UFOとポストモダン』平凡社、2006年、唐沢俊一『新・UFO入門――日本人は、なぜUFOを見なくなったのか』幻冬社、2007年(堀江宗正)
遠藤潤『平田国学と近世社会』ぺりかん社、2008年(高橋原)
稲垣直樹『フランス<心霊科学>考――宗教と科学のフロンティア』人文書院、2007年(江口飛鳥)
孫江『近代中国の革命と秘密結社――中国革命の社会史的研究(1895〜1955)』汲古書院、2007年(宮田義矢)
NO.59(2008.7.25)
特集:堀江宗正「葬送と死生観」
加藤信朗(監修)、鶴岡賀雄・加藤和哉・小林剛(編)『キリスト教をめぐる 近代日本の諸相?響鳴と反撥』オリエンス宗教研究所、2008年(高橋原)
青柳かおり『イングランド国教会――包括と寛容の時代』彩流社、2008年(江口飛鳥)
溝口雄三・池田知久・小島毅『中国思想史』東京大学出版会、2007年(宮田義矢)
中村生雄・安田睦彦編『自然葬と世界の宗教』凱風社、2008年(宮嶋俊一)
工藤正子『越境の人類学――在日パキスタン人ムスリム移民の妻たち』東京大学出版会、2008年(星野靖二)
NO.60(2008.10.25)
特集:江口飛鳥「キリスト教と文学」
大貫隆『グノーシス――「妬み」の政治学』岩波書店、2008年(高橋原)
上村静『宗教の倒錯』岩波書店、2008年(宮田義矢)
横浜プロテスタント史研究会編『横浜開港と宣教師たち――伝道とミッション・スクール』有隣堂(有隣新書)2008年(星野靖二)
藤原聖子『三大宗教――天国・地獄 QEST伝統的な他界観から現代のスピリチュアルまで』大正大学出版会、2008年(宮嶋俊一)
島薗進『宗教学の名著30』筑摩書房(ちくま新書)、2008年(堀江宗正)
NO.61(2009.1.25)
特集:宮田義矢「近年の道教概説書・入門書について」
上坂昇『神の国アメリカの論理――宗教右派によるイスラエル支援、中絶、同性結婚の否認』明石書店、2008年(飯山雅史『アメリカの宗教右派』中公新書ラクレ、2008年)(高橋原)
浜本隆志、柏木治、森貴史編著『ヨーロッパ人相学――顔が語る西洋文化史』白水社、2008年(江口飛鳥)
大内三郎『植村正久論考』新教出版社、2008年(星野靖二)
島薗進、ヘリー・テル=ハール、鶴岡賀雄編『宗教――相克と平和<国際宗教学宗教史会議東京大会(IAHR2005)の討議>』秋山書店、2008年(宮嶋俊一)
NO.62(2009.4.25)
特集:宮嶋俊一「新宗教研究・カルト研究の現在」
櫻井義秀編『カルトとスピリチュアリティ――現代日本における「救い」と「癒し」のゆくえ』ミネルヴァ書房、2009年(高橋原)
ヴィクトル・I・ストイキツァ『幻視絵画の詩学――スペイン黄金時代の絵画表象と幻視体験』松井美智子訳、三元社、2009年(江口飛鳥)
栗林輝夫『アメリカ大統領の信仰と政治――ワシントンからオバマまで』キリスト新聞社、2009年(星野靖二)
菊地章太『神呪経研究――六朝道教における救済思想の形成』研文出版、2009年(宮田義矢)
NO.63(2009.7.25)
特集:高橋原「死後の世界と心霊主義」
中野裕三『国学者の神信仰:神道神学に基づく考察』弘文堂、2009年(宮嶋俊一)
佐々木中『夜戦と永遠:フーコー・ラカン・ルジャンドル』以文社、2009年(江口飛鳥)
古屋安雄『なぜ日本にキリスト教は広まらないのか:近代日本とキリスト教』教文館、2009年(星野靖二)
ナンシー・K・ストーカー『出口王仁三郎:帝国の時代のカリスマ』井上順孝監訳、岩坂彰訳、原書房、2009年(宮田義矢)
NO.64(2009.10.25)
特集:星野靖二「賀川豊彦」
ジャン・ボベロ『フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史』三浦信孝・伊達聖伸訳、白水社、2009年(高橋原)
藤原聖子『現代アメリカ宗教地図』平凡社、2009年(宮嶋俊一)
大森秀子『多元的宗教教育の成立過程――アメリカ教育と成瀬仁蔵の「帰一」の教育』東信堂、2009年(宮田義矢)
NO.65(2010.1.25)
特集:江口飛鳥「芸術と宗教」
川瀬貴也『植民地朝鮮の宗教と学知―――帝国日本の眼差しの構築』青弓社 、2009年(高橋原)
市川裕『宗教の世界史7 ユダヤ教の歴史』山川出版社、2009年(宮嶋俊一)
バルト神学受容史研究会編『日本におけるカール・バルト――敗戦までの受容史の諸断面』新教出版社、2009年(星野靖二)
田中文雄、テリー・クリーマン編『道教と共生思想』大河書房、2009年(宮田義矢)
NO.66(2010.4.25)
特集:「「老荘」思想の今日」(宮田義矢)
葛西賢太『現代瞑想論――変性意識がひらく世界』春秋社、2010年(高橋原)
吉村正和『心霊の文化史――スピリチュアルな英国近代』河出書房新社、2010年(江口飛鳥)
樫尾直樹『スピリチュアル革命――現代霊性文化と開かれた宗教の可能性』春秋社、2010年(宮嶋俊一)